久しぶりに「銀座 ライオン」の美味いビールが飲みたくなり、かけ足で「銀座 ライオン（ビヤホール ライオン） 相鉄店」に行ってみた。最近は「レモンサワー」を飲むことが多いので「銀座 ライオン」はご無沙汰状態であったが、やはりあの匠の技で注いでくれる最高に美味いビールは、ふとした時に飲みたくなるものだ。

まずは、お目当ての「生ビール 中ジョッキ」を注文。本当は、注いですぐの泡が盛り上がった状態で出てくるのがベストだが、ほとんど満席状態では配膳が追いつかず、少し時間が経ってしまっていて少し残念だ。しかし、きめ細やかな泡と丁度良い冷え具合のビールは最高に美味い！生ビールの中ジョッキで803円は、居酒屋さんでは「高いな〜」と感じてしまうが、このお店の生ビールは、それだけお金を払う価値はあると思う。

タッチパネルの画面に映されるメニューを見ていたら、猛烈に「ビーフカツレツ」が食べたくなった。値段は2420円。いつものお店ならば、このひと皿の値段で「豪遊」出来る。どうしようか迷ったが、ここで止めたら「絶対に」後悔すると思いえいっ！と思い切って注文してみた。思ったより早く出てきたのでビックリしたが、ステーキがそのままカツになった感じだ。サクッと揚げられた薄めの衣とレア状態の牛肉とコクのあるデミグラスソース。これは完璧な組み合わせだ。

「銀座 ライオン」に来たら絶対外せないのが「チキンの唐揚げ」だ。唐揚げから飛び出る熱々の肉汁に注意しながら食べなくてはいけない。唐揚げは揚げたてが１番美味い！そしてビールに良く合う！を実感することが出来る。これを山盛り食べられたらどんなに幸せだろか…

最後は、夏季限定醸造の「ライオンエール 中ジョッキ」で締めることとした。正直なところ、並べて飲み比べてみないと通常の生ビールとの違いは分からないが、「限定」という言葉の響きが、よりビールを美味く感じさせてくれる。

【〆の一杯】

子どもの頃、ちょっと高級なお店に連れて行ってもらうと、その落ち着いた雰囲気に緊張しながらもワクワクしたものだ。「銀座 ライオン」では、そんな子どもの時に感じた「ハレ」の気持ちを感じる。決して派手さはないが、伝統を着実にこなしている安心感がある。ついつい「このお店の生ビールは安いな！」なんていう見方をしてしまうことが多いが、「いくらだろう？」なんてことは気にしないで、たまにはワクワクした気持ちで「銀座 ライオン」の最高に美味い生ビールを飲みに行きたい。

【せんベロセレクト】

【お店データ】

■店名：ビヤホール ライオン 相鉄店

■住所：神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス B2F

■アクセス：JR「横浜駅」から徒歩２分

■営業時間：月～金　ランチ　11:00～14:30（ランチメニューでの営業）

月～日　11:00～23:00

■定休日：不定休　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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