横浜駅近くのお店を探していたら「ニュウマン横浜」に面白そうな店があったので早速行ってみた。その店は「BETELNUT（ビートルナッツ）」。タイとベトナムと中国融合したエスニック料理が楽しめる、ニュウマン横浜の９階の一番奥にあって「タイのリゾートホテルを彷彿とさせる、大人なオールデイズダイニング」がキャッチコピーの、かなりお洒落な大人の空間である。

まずは「食前酒」が出された。特別感があってテンションが上がる。（テンションが上がりすぎてどんな味だったのか忘れてしまった…申し訳ない！）

「レモンサワー」は、店員さんに勧められるままラージサイズを注文してみた。しばらくすると背の高い巨大なグラスの「レモンサワー」が運ばれてきた。これを…おじさんが飲むのは少々恥ずかしい。この日はお客が少なくて良かった。炭酸は弱めだが、甘めの美味い「レモンサワー」だ。

「ベトナムハム３種」は「ラップスオン（八角が香るほのかに甘いソーセージ）」「ゾーフエ（ニンニクと黒胡椒のベトナムハム）」「チャーカー（豚肉と白身魚のさつま揚げ）」だ。ベトナム…というネーミングだが、かまぼこ、さつま揚げなどを彷彿とさせる味わいで、日本との繋がりを感じるひと皿だ。

パクチーのクセある味と山葵の鼻に抜ける辛みがコラボした新発見サラダだ。かなりボリュームで食べ応え十分だ。

鴨肉とハーブをカオヤーピン（北京ダックの皮）と甜麺醤で包んで食べる、北京ダック好きにはたまらないひと皿だ。

北京ダックは白髪ネギ＋甜麺醤で食べるが、この「ローストダック」は紫蘇、ミント、赤唐辛子、にんじん…の新鮮で複雑な風味が鴨肉をアシストしてくれる。これがたまらなく美味い！

メニューに「牡蠣」の文字を見付けたので“迷わず”に「本日の殻付き蒸し牡蠣」を注文した。レモンをキュッ！と絞って熱々ぷりっぷりっの牡蠣を食べる。幸せが口の中一杯に広がる。美味い〜っ！

〆の一杯は「クラシック・モヒート」。ミントの葉が大盛りで見た目はトロピカル感満載だが、ほとんどが氷で液体部分が少ないような気がする。（いや、気のせいではない…と思う。）こういう場合はゆっくりと飲むべきなのだろうが、サク飲み体質なのでついついゴクゴク飲んでしまう。

【〆の一杯】

タイとベトナムと中国融合したエスニック料理ってどんな料理なんだ？と疑心暗鬼で行ってみたが、実際に行ってみると、それぞれの国の良いとこ取りの美味い店だった。お洒落な雰囲気からも、明らかに「せんべろ店」ではないが、たまにはゆっくり優雅に飲むのも良いと思う。料理の値段や量を考えると、２〜３名ほどで利用するのがベストだろう。それにしても「ビートルナッツ・レモンサワー（ラージ）」はかなりのインパクトだった。これを「せんべろ」で変換すると…凍ったレモンサワーがそそり立つ「ふくふく」（ぴおシティ）の「氷結丸ごとレモンサワー」と謂ったところだろうか…

【せんベロセレクト】

【お店データ】

■店名：ビートルナッツ タイ ベトナメーゼ ディムサム

　　　　（BETELNUT THAI VIETNAMESE DIMSUM）

■住所：神奈川県横浜市西区南幸1-1-1 ニュウマン横浜店 9F

■アクセス：JR「横浜駅」中央北改札から徒歩５分（ほとんどエスカレーター）

■営業時間：11:00 – 22:00

■定休日：

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