【元町中華街】「ヤキトリ酒場 友酒家」中華街で職人技が光る美味い焼き鳥に出会う!
今日は、横浜中華街にある「ヤキトリ酒場 友酒家(とさか)」へ行ってみた。中華街のはずれにひっそりと佇む人気の焼鳥屋だ。「やっぱり混んでいるんだろうな〜」と心配しながら行ってみると、予感的中!店の1階は満席で入れそうにない。「ダメかな…」と諦めかけたら「2階へどうぞ!」と言われ、無事に入店できた。
まずは「ホッピー」でスタート。「白」と言ったつもりが「黒」が出てきた。(えっ!)どちらも好きなのでそのまま「白」を飲むことにした。
「お通し」は、大根おろしにウズラの卵の黄身を落としたもの。テーブルに醤油がなかったのでそのまま食べたが、醤油を少し垂らして食べても良さそうだ。そのまま食べても大根の甘みで十分に美味い。
刺し身を勧められたので注文したが、注文終了後、値段を聞かなかったことを猛烈に後悔した。運んできた店員さんにすかさず「この刺し盛りはいくらですか?」と聞いてみた。明るく「紋甲イカは1200円、石鯛も1200円、まぐろぶつは680円です!」と言われた。ん?…と言うことは「えっ!3080円!!」かなり動揺したが、食べてみたらそれぞれ美味かったので「美味いから良いか!」と納得させることにした。帰宅してからレシートを見たら「1500円」だった。(これだったらむしろ安い!)店員さんの答えてくれた値段はきっと単体で注文したときのものだ。あの時、もし正しい値段が分かっていたら、もっと美味かっただろうに…。店員さんの罪は重い。
220円は良心的な値段だが、焼酎の量は、普通かやや少なめだ。しかし、氷が量を増してくれるので、ホッピーひと瓶で3杯飲むことが出来た。心地良く酔えた上に、結果的には安く飲めて大満足だ。
(2階席だけなのかもしれないが…)焼き上がった焼き鳥は、その都度、店員さんがテーブルに置いてある大皿に載せてくれる。塩かタレかは、何も言わなければ塩で出てくるので、「塩」がデフォルトだと思われる。
「ねぎま」の第一印象は…デカい!早速食べてみると、まだ熱々で、皮の部分はパリパリ、中はふっくらジューシーで素晴らしい焼き加減だ。鶏自体の味は淡泊で、銘柄鶏の美味さとは比べられないが、それを補うだけの焼きの技術を感じる。初め焼き鳥1本350円は高いと思ったが、この焼き鳥ならば納得出来る。
「はつもと」は「つなぎ」とも呼ばれる心臓と肝をつなぐ血管部分だ。くにゅくにゅっとした食感と肝の濃厚な味わいが楽しめる。大好きな部位だ。
下仁田ネギを炭火で焼いた”だけ”(失礼!)だが、これが最高に美味い!焼くことで、下仁田ネギの甘みが更に引き出せる。
芋焼酎のお湯割りを飲みたくなったので「富乃宝山」を注文した。「富乃宝山」のお湯割りは初めてだ。やっぱりロックで飲む方が美味いかな…と思ったが、お湯割りで飲むのも悪くはない。芋焼酎の種類が少ないので、もう少し選択肢があるとうれしい。
表面がリパリに焼き上げられた「かわ」は、塩味もちょうど良く、これまた素晴らしい焼きの技術だ。ほのかな鳥の脂の甘みが口の中に残ったところに芋のお湯割りをグイッとやるのは至福の瞬間だ。
〆の1本は「トマト肉巻」。小振りなのでついつい油断して「ぱくっ♪」とやってしまうが、油断禁物、トマトの中から熱〜い汁が飛び出てくる。メニューにも書いてあるが、本当に豚バラとトマトの相性は抜群だ。
【〆の一杯】
今日は職人技を感じる美味い焼き鳥を食べることが出来た。焼き台の大きさの割りには客席数が多いのだろうか、焼き物の提供がやや遅いが、そこは一品料理でつなぐのが良いだろう。この日は、一品料理の雄とも言える「牛すじ煮込み」が「仕込みが間に合わなくて…」と言うことで注文出来なかったのは非常に残念だった。「また友酒家の焼き鳥が食べたいな〜。」と思わせるような素晴らしい店だった。
【せんベロセレクト】
お通し | 300円 |
ホッピー黒 | 580円 |
ホッピー中 | 220円 |
ねぎま | 350円 |
はつもと | 290円 |
下仁田ネギ 炭火焼 | 580円 |
合計 | 2320円 |
【お店データ】
■店名:ヤキトリ酒場 友酒家(トサカ)
■住所:神奈川県横浜市中区山下町106-35 1階
■アクセス:MM線「元町・中華街駅」出口3より徒歩3分
JR「石川町駅」北口より徒歩8分
■営業時間:月・火・水・木・金・土 17:00 – 23:00
■定休日:日曜日
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