【新宿】「大衆らーめん酒場 桔梗」ここはラーメン屋なのか、それとも居酒屋なのか?
「岐阜屋」で町中華を楽しんだ後、○も師匠に連れて行ってもらったのは、24時間営業の「大衆らーめん酒場 桔梗」。一応ラーメン屋らしいが、「酒場」という文字が非常に気になる。
店内に入ると、そこにはラーメン屋と言うよりは居酒屋の世界が広がっていた。壁に貼られた手書きのメニューがインパクト大。(むしろ怪しさ100パーセント!失礼!!)よく見ると、しっかりと印刷された「ラーメンの」メニューもある。これらから推察するに、「大衆らーめん酒場 桔梗」は「羊の皮をかぶった狼」ならぬ「ラーメン屋のふりをした居酒屋」ではなかろうか。しかし、実際にラーメンを食べている人もいたから、やっぱりラーメン屋なのだろう。
まずは「酎ハイ 濃いめ1.5倍」を注文した。これがなかなかの大盤振る舞いで、かなり濃い。更にブラス290円で「濃いめ2倍」にもなる。一体どの位濃くなってしまうんだろうか。
「おつまみセット(大)」はネギチャーシューとメンマと煮卵。要するに「ラーメンのあたま」だ。と言うことは、やっぱりラーメン屋なんだと思った。ふたりで食べても十分すぎる量だ。もしひとりだったら、これひと皿で、他のつまみはいらないと思う。ちなみに「おつまみセット(小)」は200円安い390円だ。
「焼餃子」はひと皿5個で驚異の190円。
どうせ190円だから…と思ったら、普通に美味い餃子だった。これにライスを付けたら「餃子ライス」の完成だ。ラーメンのメニューに「ライス100円」とあるので、何と!290円で「餃子ライス」が食べられることになる。
壁の怪しいメニューを見ていて猛烈に気になったのが「タマリンドサワー」だ。ちなみにタマリンドをネットで調べてみると「タマリンドは、マメ科チョウセンモダマ属のフルーツで、大きなそら豆のような形をしています。東南アジアやインドで盛んに栽培されており、タイやインドでは定番のフルーツです。」とある。そして美容と健康にもいい「スーパーフード」らしい。どんなサワーなのかワクワクしながら注文してみた。
しばらくすると、未知のドリンク「タマリンドサワー」が運ばれてきた。色はちょっとくすんだマンゴージュースのようだ。ジョッキの底にドロっとしたものが沈んでいる。それを混ぜながら飲むんでみると甘酸っぱい味がする。酸味の弱い梅のような感じだ。これっ!というインパクトの強い味が感じられないので、特別に美味い!という訳ではないが、なぜかクセになる味だ。結局、お代わりをして2杯飲んでしまった。
どうやらこの店の方はミャンマー出身らしい。そのためメニューには何種類かミャンマー料理ある。気になったので「ヤンゴン玉子焼き」を注文してみた。どんなものが出てくるのかと思っていたら、皿からはみ出るほど大きな四角い”こげ感高め”の玉子焼きが出てた(ビックリ!)見た目に反して(失礼!)中には炒めた玉ねぎが入っていて、何も付けずにそのまま食べてみたが美味かった!
「おつまみミャンマーカレー」も注文してみた。普段食べるカレーには入っていないオクラや大根が入っていて、我々が思うカレーとは明らかに違う。これは、カレー味の筑前煮といった感じだ。確かに”おつまみ”だ。非常に薄味なので、スープまでゴクゴクいける。
【〆の一杯】
気になったのでネットで「桔梗」というラーメン店を検索してみると、都内に系列店が何店かあるらしいことが分かった。更に調べてみると、この「大衆らーめん酒場 桔梗」だけが、独自の進化?を遂げているかと思ったら、そうではなく、他店のメニューにもしっかりと「ミャンマー料理」が存在していた。果たしてどのような経営体制なのか非常に興味を感じるが、あまり深く追求せずに”面白くて安くて美味い店”ってことでで良いかっ!と思った。本業?のラーメンも美味そうなので、次回はラーメンも食べたいと思う。こんな面白い店が横浜にもあったらな…と思う。
【せんベロセレクト】
酎ハイ | 290円 |
タマリンドサワー | 350円 |
おつまみセット(小) | 390円 |
焼餃子 | 190円 |
合計 | 1220円 |
【お店データ】
■店名:大衆らーめん酒場 桔梗
■住所:東京都新宿区西新宿7-6-8 ANJO3ビル 1F
■アクセス:JR「新宿駅」より徒歩8分
JR「大久保駅」より徒歩5分
西武新宿線「新宿駅」北口から徒歩4分
■営業時間:24時間営業
■定休日:
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