【東中野】「うなぎ串焼き くりから」超大好きなうなぎを頭から尻尾まで食べ尽くす!
何年か前に○も師匠に連れて行ってもらったのに、その前の店で調子に乗って飲み過ぎてしまい、意識朦朧状態で覚えているのは「クリカラ」の暖簾と「ホネせんべい」と目の前に置かれた「白焼き」。何を食べたのか?何も食べなかったのか?何も覚えていない。あれから2年…今回はそのリベンジを兼ねて行ってみた。
まずはニューにはさまっていた部位の説明を熟読する。前回の失態があるのでここは是非とも全ての部位を食べて、今回は記憶に残したいと強く思った。とりあえず、「おまかせ5本セット」(1580円)を注文することにした。
メニューを一通り読んだ後、定番の「レモンサワー」を注文した。出来上がったレモンサワーが出てくると思っていたら、自分で割るスタイルだった。これならば、中のお替わりが出来る。(うれしい♪)
前回、唯一食べた記憶がある「ホネせんべい」。かなり大きい(太い?)ので食べ応えがある。これはポリポリと無限に食べられそうだ。美味い「ホネせんべい」だったので、食べているうちに、うなぎ串が楽しみになってきた。
「焼酎中」をお代わり。調子に乗って、あまりペースを上げすぎないように注意注意。
ネーミングからどの部位かは想像できたが、本当にアレが出てくるのか興味があったので注文してみた。当たり前…というか、やっぱり、うなぎの頭の部分の唐揚げが出て来た。これを躊躇なくバリバリ食べる。見た目に反してもの凄く美味い!
「くりから」は店名にもなっている部位だ。うなぎの身を細長く切ったのを串に刺したもので、うな串の代表選手だ。白焼きのようなうなぎの淡泊な旨味が感じられる。「きも」は、うなぎ屋に行くと注文したくなるおなじみの串だ。
「レバー=きも」かと思っていたらそうではないらしい。この店の「きも」は内臓、「れば」は肝臓のみを使用しているらしい。少しコリコリした食感で、口の中に優しくレバーの風味が広がって非常に美味かった。
3杯目は「元祖」という文字に惹かれて「元祖チューハイ ホイス」を注文した。飲んでみると、薬草のような味がするが嫌いではない味だ。「バリキングサワー」と似ている。何だか飲めば飲むほど元気になりそうだ。
「ひれ」は背ビレと胸ビレの部分がニラで巻かれている。ヒレにニラを巻き付けるなんて誰が考えたのだろうか。相性抜群だ。「ばら」はマグロで言う「中落ち」の部分だ。1尾のうなぎからどの位の中落ちが取れるのか分からないが、うなぎのすべてを食べ尽くすという意気込みを感じる。
これで「おまかせ5本セット」は終了!大満足!!
さらに…
「短冊」を注文。これは、「まむし焼き」(うなぎの蒲焼き)の串だ。ふっくらと焼き上げられたうなぎは、口の中に入れると「ふわっ…」と、とろけるようだ。(最高ーっ!)甘めのタレも好みの味だ。
最後は「かわ」を食べてコンプリート。部位説明を読むと、「かわ」は「うなぎのしっぽ。通好み。」とある。しっぽの先のちょっと焦げているところがカリっと香ばしくて美味い。身の部分もあるので、しっかりと身の旨味も味わえる。もしかしたらこの部位が一番好きかもしれない。
【〆の一杯】
今日はしっかりと前回のリベンジを果たし、「うなぎ串焼き くりから」の魅力を堪能することが出来た。これまで、うなぎ料理は、うなぎの蒲焼きと肝焼きと肝刺しくらいしか食べたことは無かったが、こんなに細かく部位を食べ分けることが出来ることにビックリした。しかも、すべての部位が美味かった。多分、そのまま食べたら「確実に」美味くないだろう「うなぎ」をこんなに美味く食べさせるには、きっとうなぎを美味く食べるためのかなりの試行錯誤があっただろうと頭が下がる思いだ。また同時に、うなぎの骨まで食べ尽くそうと言う、人間の食に対する飽くなき探究心を見た思いがした。
【せんベロセレクト】
レモンサワー | 540円 |
焼酎中(金宮) | 330円 |
おまかせ5本セット | 1580円 |
合計 | 2450円 |
【お店データ】
■店名: うなぎ串焼き くりから 東中野店
■住所:東京都中野区東中野3-16-8
■アクセス:JR「東中野駅」から徒歩5分
大江戸線東「中野駅」から徒歩4分
■営業時間:月・火・木・金 17:00〜23:00
土・日・祝日 13:00〜22:00
■定休日:水曜日
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