【横浜駅】「ひさご」おじさん達の聖地でおでんを酒菜にゆっくりのんびりと楽しむ!
今日は「おでん」を酒菜にちょっと一杯やりたいな…と思ったので、横浜駅西口にある「ひさご」に行った。「ひさご」の客は「おじさん達の聖地」的にベテラン客も多いが、場所柄、若者客も多い。しかし、今日は、圧倒的におじさん達が占領していて、恐るべきパワーを発揮していた。やっぱり昭和を生き抜いてきた先輩達は飲むな〜と感心した。
今日はまず「ホッピー(黒)」と「焼酎中身」…つまり「ホッピーセット(黒)」でスタートした。久しぶりに「黒」を注文したが、この香ばしさがなかなか良い。「白」も美味いが、「黒」も美味い。喉が渇いていたので、ごくごく飲んだ。
しばらくすると「もつ煮込み」が登場。小さな器であるが、よく煮込まれて柔らかい「もつ」がたくさん入っている。やさしい味噌味がじ〜んと身体に染み込んでくる。何だか家庭的で懐かしい味だ。出来ることならば、どんぶりで食べたい。
ここで「焼酎中身」のお代わり。この感じだと、ホッピーボトル1本で4杯は飲めそうだ。
大好きな「はんぺん」がなかったのは残念だが、今日の「おでん出汁」は抜群に美味かった。当然、その出汁を存分に吸い込んだおでん種は最高に美味かった。「ひさご」のおでん出汁は、ガツン!と来るような派手な味ではなく、地味〜で(失礼!)繊細な味だ。それだけに、その日、その時に煮込まれている状況によって、微妙に味が変化する。その味の変化を感じて楽しむのもまた楽しい。
初めて注文してみた「牛すじ串」。ホロホロとしていて、柔らかいビーフジャーキーみたいな感じだ。噛めば噛むほど、おでん出汁にアシストされた牛の旨味が口の中に広がる。これは美味い!
いつもどうしても食べたくなる「鶏の唐揚げ」は、ひとつが非常に大きいのでハーフで注文した。実のところ、見た目ほど身の部分は少なくて皮が多いのだが、これが良い。大きくてパリパリとした皮をハフハフしながら食べるのが実に美味い!のだ。これはホッピーがすすむ。
【〆の一杯】
「ひさご」で快適に楽しむ方法は、とにかく「焦らない」ことだ。他の客より我先に注文したいものだが、それは「ひさご」には通用しない。注文したい時に「すみませ〜ん!」と言うと、たいていの場合「ちょっと待って!」と言われる。その「ちょっと」が、かなりの時間の場合があるが、決してイライラしてはいけない。声が掛かった順に対応してから、「必ず」自分の番がやってくる。入り口の張り紙にも「オーダーや料理提供に時間が掛かる」旨が書かれている。昭和の雰囲気をたっぷりと感じながら、ゆっくりのんびりと楽しむのが「ひさご流」だ。
【せんベロセレクト】
ホッピーボトル(黒)+焼酎中身 | 500円 |
焼酎中身 | 250円 |
もつ煮込み | 390円 |
おでん(大根) | 230円 |
おでん(牛すじ串) | 240円 |
合計 | 1610円 |
【お店データ】
■店名:ひさご
■住所:神奈川県横浜市西区南幸1-5-29
■アクセス:JR「横浜駅」みなみ西口から徒歩1分
■営業時間:月〜金 15:00〜22:45
土・日・祝日 12:00〜22:45
■定休日:年末始
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