最近、横浜駅西口周辺をパトロールしていると「新時代」の看板をよく目にする。先月も、西口の駅近に新規オープンして、これで３店舗目らしい。かなり狭いエリアに３店舗もあって競合しないのかなと、余計な心配をしてしまう。今日は「新時代 横浜駅西口店」に行ってみた。

食べログ情報によると、この「新時代」はオープンしてから２年半ほど経っているようだが、また新しく、店内は清潔感があって広くて明るい印象だ。かなりの席数（122席）があるが、なぜか空いている。（ちょっと離れた所にある「新時代」は混んでいたのに…）この店は、横浜駅西口の結構奥まったところにあるので、もしかしたら穴場的な「新時代」なのかもしれない。

残念ながら、何のお通しなのか忘れてしまった。（実は食べること自体を忘れた…申し訳ない！）激安居酒屋の「新時代」において、お通し代が385円なのはちょっと高い感じがするが、ドリンクや料理が安いので、これは仕方がないかなと思う。

まずは「生中」で乾杯！看板には「生中190円」とあるが、実際には税込みで「209円」になる。それでも爆安の「生中」だ。使われているビールが「サッポロ 黒ラベル」であるのもうれしい。その上、しっかりと冷凍されたジョッキに注がれていて一切手抜きはないのも凄いと思う。

これは茹ですぎたのか、それともこういう品質なのか分からないが、少々堅い上に、風味が乏しい。（残念！）ただ、ホルモン系大好きなせんベロは、結構あちらこちらで食べているので、少々厳しい評価になってしまっているかもしれない。（申し訳ない！）

大好きな「伝串」を小ピラミッドで注文してみた。１本55円（税込）、６本で330円（税込）は美味さ＋満足度を考えたら”タダ”みたいな値段である。この甘辛いタレとパリパリっとした食感は、スナック感覚で何本でも食べられる。今のところ、せんベロが出会った”安くて美味い”最強のつまみである。

メニューに”人気ナンバーワン”とある「どる焼き」は、宮崎の「地鶏炭火焼き」をイメージした料理だ。以前食べた時には、あまり歯ごたえを感じなかったが、今日はその時の分まで歯ごたえがあった。噛めば噛むほど口の中に広がる、炭火の風味がプラスされた鶏の脂がたまらなく美味い。これは「廃鶏」を使うからこそ可能な旨みである。（廃鶏…採卵期間を終えた雌鳥の肉。）

〆の一杯は「うめぼし」。中に入っている梅干しをぐちゃぐちゃにして飲む。そうすると、見栄えは悪いが、サワーに適度な塩味と酸味が加わって最高に美味い！他店と比べると319円という価格は十分に安いのに、最初に飲んだ「生中」の209円と比べると高く感じてしまう。

【〆の一杯】

この「新時代」という居酒屋は、せんベロが知る限りでは「美味く安く飲むことの出来る居酒屋」としては、最強クラスだ。もし、お通し代がなければ、ハッピーアワーなどなくても「リアルせんべろ」も可能だが、もはやそんなことはこだわらずに、2000円くらいで”大豪遊”するというのが、楽しい「新時代」の楽しみ方だろう。サク飲み、じっくり飲み両方に対応出来る素晴らしい居酒屋だ。（感謝！）

【せんベロセレクト】

【お店データ】

■店名：新時代 横浜駅西口店

■住所：神奈川県横浜市西区南幸2-10-15 ライオンズマンション横浜西口 1F

■アクセス：JR[「横浜駅」西口より徒歩３分

■営業時間：17:00 – 02:00

■定休日：無休

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