ぴおシティにも「晩杯屋」が出来たので行ってみた。「立ち飲み処 かぐら」と「寿司処 かぐら」が撤退してからしばらくの間、ぴおシティから元気がなくなっていくようで心配だったが、コロナが落ち着いてきたタイミングで新店開店が相次ぎ、今では一番元気な場所になっている。

すぐにドリンクを聞かれるので「反射的」に「レモンサワー」を注文。ん〜、あと1センチ多く注いでもらえるとうれしいのだが…

これで190円はうれしい。まずはこれをおつまみに「レモンサワー」をグビグビ飲む。

2杯目は「緑茶割り」。超濃厚なのでまるで「抹茶割り」だ。お茶の風味がアルコールの刺激をマイルドにしてくれて飲みやすい…ということは危険。でも、この飲み方を発明してくれた人に感謝！

カウンター席の頭上には「本日の鮮魚」が書かれている。今日はその中から「かつお」と「いわし」を注文した。今日「は」と書いたが、今日「も」かもしれない。考えてみると、居酒屋さんで注文する刺身は「かつお」「いわし」「しめ鯖」がほとんどだ。

皮が炙られたことによる香ばしさ、あっさりとした脂の乗り、そしてねっとりとした食感がたまらなく良い。小振りではあるが厚切りなので食べ応えもある。これで250円はコスパが高い。

一切れが小さいながらも、口の中に広がる脂の甘さは大物級だ。こんな刺身をおつまみに日本酒をちびりちびりとやるのが理想なのだが…でも「緑茶割り」も悪くはない。

【〆の一杯】

創業者が赤羽にあるせんべろの聖地「いこい」の出身ということもあってか、この「晩杯屋」には「いこい」らしい居心地の良さが随所に感じられる。町田本店もそうであったが、店全体が明るくスピーディーなのが良い。「いこい」に比べるとやや値段が高い分、料理の量が多いし、何よりも、全体的に「整った」感じがする。店舗数を増やしつつある「晩杯屋」だが、意外なことに横浜は初進出である。きっと横浜の「せんべろの聖地」になるに違いない。

【お店データ】

■店名：立ち呑み晩杯屋 桜木町店

■住所：神奈川県横浜市中区桜木町1-1 ぴおシティ B2F

■営業時間：11:00〜22:00

■定休日：年末年始・休館日

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