上野「もつ焼き酒場 豚坊」昭和の雰囲気に浸りながら「大根煮」をつまみに酒を呷る!
今日は上野をパトロール。予めリストアップしておいたお店の中から「もつ焼き酒場 豚坊」へ行ってみた。古き良き昭和の時代にタイムスリップしたような非常に渋い造り。店に入る前からワクワクしてきた。まだ時間的に早かったこともあり店内にはお客が数組。入り口に近い10〜12人位座れる大きなテーブルに案内された。テーブルの対角線の席には、常連さんと思われるお客さんが、酢蛸をつまみにの〜んびりと清酒を楽しんでいた。
まずはいつもの「レモンサワー」でスタート。たまには違うドリンクで…と思うのだが、座ってすぐに「お飲み物は?」と聞かれると焦ってしまい、反射的に「レモンサワー」と言ってしまう。
「名物」とあるからには注文せねばなるまいと思い注文してみた。大きくカットされた、よ〜く煮込まれた熱々の大根は「もの凄く」美味い。この「名物大根煮」で「レモンサワー」がグイグイ進む。これは文句なく最高のつまみだ。
今日の「三品盛」は、はまち(かんぱち?)とまぐろとサーモンだ。どれも新鮮で美味い。この刺身をつまみに日本酒が飲みたくなったのでコップ酒を注文した。
グラス+下皿に並々と注がれた清酒。銘柄は「松竹梅」らしい。すっきりとして飲みやすい。控えめな味わいなので刺身の味を邪魔しない。あくまで黒子に徹する…と言った感じの清酒だ。ネット情報によると、以前はコップ一杯「190円」という信じがたい価格だったらしい。「190円」から「250円」は結構な価格差かもしれないが「250円」でも十分に安いと思う。
「もつ焼き」は、2本縛りなので何を食べようか迷ったが、結局食べ慣れている「しろ」をタレで注文した。「豚坊」の「しろ」は、とろけるような「しろ」ではなくて、しっかりとした弾力がある。噛みしめるほどに「しろ」の甘みが口の中に広がり、そこに清酒をくいっ♪と流し込む。最高だ。
【〆の一杯】
「もつ焼き酒場 豚坊」は、雰囲気も料理も価格も素晴らしい酒場だ。こんな理想的な酒場が、ひっそりと存在している「上野」という場所は「せんべろおじさんのディズニーランド」みたいだ。次回は、多くの種類の「もつ焼き」を食べるために、友人を誘って行こうと思う。
【お店データ】
■店名:もつ焼き酒場 豚坊(とんぼう)
■住所:東京都台東区上野6-11-6
■アクセス:JR「上野駅」より徒歩3分
京成「上野駅」より徒歩1分
■営業時間:[月~金] 16:00~23:00
[土・日] 14:00~23:00
■定休日:第三月曜日
■ホームページ → こちら
■食べログ → こちら