川崎「島田屋」近所で美味くて安いもつ焼が食べられるなんてうらやましいぞ!

川崎での仕事帰りに「どこかで飲んで帰ろうかな〜」と思い、ネットでサーチしたら「島田屋」というもつ焼のお店が気になったので行ってみた。川崎駅から徒歩20分と結構離れているので、ナビを見ながら歩いていても途中で不安になることは一度や二度ではなかったが、何とか到着した。まだ明るい時間だというのに、店内は多くの客で賑わっていたが、ぽっかり空いていたカウンター席に座ることが出来た。

【生ビール 価格未確認】

まずはレモンサワーを…と思い注文したら、「サワーはありません!」と言われたので少々動揺しながら「生ビール」を注文。ここまでかなり歩いたので「生ビール」がいつもに増して美味い!ビールを飲みながら常連さん達の様子を観察していると、皆、圧倒的に「ハイボール」を注文している。お店の人がサーバーから慣れた手つきで「ハイボール」を注いでいる。これは美味そうだ。

【ハイボール 400円】

…ということで2杯目からは「ハイボール」に変更。濃すぎず薄すぎず(どちらかと言うと濃いめかな)丁度良くて美味い。

【煮込み 150円】

「煮込み」は注文が入ると、大きな鍋からすくい上げて皿に盛り、ねぎをパラパラっと掛けて出してくれる。つぎ足しているのであろうホルモンの煮込み具合が異なっていて、ホロホロなのかクニュクニュなのか少しばかり口の中が混乱するが、さっぱり味で美味い!これで150円?!

【こぶくろさし 150円】

タレは酢味噌かニンニク醤油が選べる。ニンニク醤油を選択。冷蔵庫からサッと出される「こぶくろさし」は見たからに新鮮だ。コリっクニゅとした食感とニンニク醤油で引き出される旨味は最高のつまみだ。これだけで「ハイボール」が進む。それにしても、これも、このクオリティで150円とは驚きだ。

【かしら(塩)・シロ(タレ) 60円/1本】

壁に掛かった木札メニューには「串焼きの注文は三本より」となっていたが、注文する時「ひとりだから2本ずつでも良いですよ。」と言われたので、「かしら(塩)」と「シロ(タレ)」を2本ずつ注文した。しばらくしで出てきた串焼きは、1本60円とは思えない美味い串焼きだった。やや小振りなのでこれならば5本でも10本でも食べられる。10本食べても600円。これが本来のホルモン焼きの姿かもしれない。

串焼きが焼き上がるのを待っている間、焼き場を眺めていると、持ち帰り用の串も同時にバンバン焼かれ、入れ替わり立ち替わり人がやってきては受け取っていった。「煮込み」もビニール袋の中に入れられおみやげになっていた。なかなかワイルドなおみやげだが、こんな美味い「串焼き」と「煮込み」が家でも食べられるのは幸せだ。


【〆の一杯】

「島田屋」は、最寄りの駅から結構歩かなければならないという場所柄、圧倒的にご近所客が多いという印象だった。あれだけ引っ切りなしにやって来るお持ち帰り客から考えると、「今日の夕食は島田屋のもつ焼きでも食べる?」という文化が近所の家庭にはあるのではないかと思われる。そう言えば、帰りに店の外観の撮影をしていたら、外の席で飲んでいた常連さん達に「俺達が飲めなくなると困るからあまり紹介しないでね〜♪」と言われた。こんなに美味しくて安い店が近所にあるなんて、うらやましい限りだ。


【お店データ】

■店名:島田屋

■住所:神奈川県川崎市川崎区境町11-3

■アクセス:JR「川崎駅」から徒歩20分

■営業時間:15:00〜20:00

■定休日:月曜日・日曜日

■ホームページ → こちら

■食べログ   → こちら


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