新丸子「三ちゃん食堂」ガンガン飲める昼酒パラダイス食堂♪
東急東横線「新丸子」に昼間から熱気に包まれている食堂がある。それは「三ちゃん食堂」だ。大きな暖簾には「大衆食堂」とあるが、その実態は「大衆酒場」である。「本来の」食事のメニューが豊富なので食事をする人もいるが、9〜8割は飲み使いの客になっている。(時間帯にもよるかもしれないが…)
12:00の開店前から店の前には行列が出来ていて、開店と同時に客がなだれこんでくる。それを店員さんが手際よくさばいてゆく。あっという間に席は埋まってしまう。着席してからしばらくは「すみませ〜ん、注文いいですか〜!」という声があちらこちらから聞こえ、店の中は戦場のよう。その中で店員さんたちは、次々とオーダーを取っていく。さすがに繁盛店だ。実に手慣れている。
お通しの「白菜漬け」。これをポリポリやりながらレモンサワーの到着を待つ。
昼からの酒は「休日ーっ!」が実感できて更に美味い!今日のつまみは、「孤独のグルメ」で井の頭五郎さんが注文していた「ネギ肉イタメ」と「みょうがの天ぷら」を選択。昨晩、録画を観てしっかりと予習してきた。
「孤独のグルメ」では長ネギが大半を占めていたが、出てきた料理は長ネギではなくてタマネギに主役が変わっていた。長ネギまみれの「ネギ肉イタメ」が食べたかったが、これはこれでタマネギの甘さが引き立っていて美味い。程良い塩加減で実に食欲をそそる味付けだ。これは確実にごはんにも合うだろう。
熱々の天ぷらを塩で食べる。みようがのほろ苦さが心地良い。これも美味い!料理の脇役の薬味に使われることが多いみょうがだが、天ぷらになることによって立派に主役の料理となる。
【〆の一杯】
「大衆食堂」と書いて「大衆酒場」と読むのでは…と思うほどの昼飲み客の多い「三ちゃん食堂」。「安くて美味いおかず」が多いということは「安くて美味いつまみ」が多いと言うことなので、飲んべえ達が集まるのは当たり前だ。昼から飲んでいると「申し訳ない!」と、罪悪感を感じることがあるが、これだけ昼飲みの同士が集まれば、そんな気持ちも吹き飛んでしまう。そう言えば、「孤独のグルメ」の中で「三ちゃん食堂」の常連である、なぎら健壱氏が「カレー」を褒めていた。次回はカレーも食べてみようと思う。
【お店データ】
■店名:三ちゃん食堂
■住所:神奈川県川崎市中原区新丸子町733
■アクセス:東急東横線・東急目黒線「新丸子駅」より徒歩3分
■営業時間:12:00~20:00(L.O.19:30)
■定休日:水曜日
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