武蔵小杉「割烹 こすぎ」昭和の空気の中でガンガン飲んで明日からまたがんばるぞ!

武蔵小杉の駅に到着する直前に「センターロード小杉」という魅力的な看板が目に入った。駅に降りてから早速向かってみた。高層マンションが建ち並び、おしゃれなイメージの武蔵小杉にあって、この「センターロード小杉」の一角だけが昭和の時代に取り残されているような感じだ。

そんな「センターロード小杉」の中でひときわ存在感を感じたのが「割烹 こすぎ」だ。店名に「割烹」と付くと、勝手に高級なイメージを持ってしまうが、その基準だと「この佇まいは「割烹」ではないよな…」と思いながら、壊れた自動ドアを手でこじ開けて入ると、そこには予想を遙かに越えたカオスな世界が広がっていた。

【サッポロ瓶ビール(大瓶)600円(税込)】

店内の圧倒的なパワーに押されながら注文を試みるが、なかなか気付いてもらえない。店の広さに対して店員さんが少ないのだ。そこに酔っ払いの容赦ないオーダーが浴びせられるので、店員さんは裁き切れずに素通りする。すると、そんな状況の読めないお客さんはテーブルの上に置いてある呼び鈴を「チーン!チーン!チーン!」と鳴らす。ここは保育園か?という状況だ。そんな中、無事に「ビール」が到着した時には、ほっ…とした。

【お通し 300円?】

「ビール」の後、比較的早く「お通し」が運ばれてきた。甘めの味付けでなかなか美味い。これでしばらくは間がもちそうだ。

【えいひれ 330円(税込)】

最後に「えいひれ」を食べたのはいつだろうか…と、思い出せないほど久々に食べた。軽く炙られているので香ばしい。これは酒のおつまみとして非常に優れものであることを再発見した。

【山芋サラダ 600円(税込)】

サラダの中から「山芋サラダ」を選んだ時に、山芋の千切りが添えられてるイメージだったのだが、野菜サラダの上にとろろが掛かったという意外なものが登場してきた。これはなかなか前衛的な料理だ。せめてドレッシングにもうひと工夫あればな…と思った。


【〆の一杯】

なぜあえて「割烹」を名乗るのかは不明だが、興味をそそるインパクトとしては絶大である。店の中では久々に「日本はまだまだ元気だぞ!」を実感させてくれるエネルギーを感じることが出来た。メニューを見ると330円〜500円の価格帯で色々な料理が食べられるが、今日は、完全にお店の雰囲気に圧倒されてしまい、それらの料理を食べることは出来なかったが、次回はしっかりとリベンジしたいと思う。


【お店データ】

■店名:割烹 こすぎ

■住所:神奈川県川崎市中原区小杉町3-430-1

■アクセス:JR「武蔵小杉駅」南口から徒歩1分

■営業時間:[月~木・祝・祝前日] 15:00~翌0:00

      [金~日] 14:00~翌2:00

■定休日:年始

■ホームページ → こちら

■食べログ   → こちら


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