能見台「鶏紀−TORIKI−」素材の味が最大限に引き出された絶品焼き鳥に舌鼓♪
「纜」「友酒家」と焼き鳥の名店で修行を積んだTさんのお店に行ってきた。そのお店は能見台にある「鶏紀」。能見台駅から徒歩1分の場所にある。今回は(も)、○もさん夫妻にお付き合いいただいた。
「友酒家」でも名物だった「まぐろブツ」が「鶏紀」にもあった。新鮮かつ大きく切られているので、美味くて食べ応えがある。さすが人気No.1メニューである。
軽くビールで喉を潤した後は「レモンサワー」を注文。サワーを半分残して中をお代わりすれば二杯は飲める。マイルドな口当たりだが、これはこれで美味い。
程良い弾力あるかみ応えが心地良い。相変わらずTさんの塩梅は絶妙だ。
ふっくらとした焼き上がり。「纜」が使用している「大和肉鶏」と比べると、かなり味は淡泊だが、この素材が持っている味を120%引き出している。
湯がいた鶏皮をイメージしていたのでビックリした。串に刺した鶏皮を軽く焼いた上にネギと海苔がたっぷりと乗せられている。そこにゆずをギュッと絞っていただく。焼かれた鶏皮の香ばしさとポン酢の相性がなかなか良い。
「鶏皮ポン酢」の鶏皮よりも焼かれていて、パリくにゅ食感が楽しめる。
レアに焼かれたレバーに(多分)ごま油で和えた刻みねぎが「これでもかーっ」というほど乗せられている。レバーがこってりとしているので、このくらいのネギの量が丁度良い。レバーの濃厚な味が口の中に広がる。
「ふりそで」なる部位を初めて食べたが、やや歯ごたえのある肉から鶏の脂の甘みが口の中に広がる。これは美味い!今度からこれは絶対に注文しようと思う。
本日のおすすめで一番気になっていたのがこの「下仁田ネギ焼き」。塩を振って炭火で焼いただけで(失礼!)、下仁田ネギの甘みがぐーっと引き出された逸品となる。
最後のシメは「鶏スープ」。「纜」由来の味を感じるが、Tさんのオリジナリティーも感じる至高のスープだ。「纜」で毎回思う事を「鶏紀」でも思った。「このスープでラーメンが食べたい…」
【〆の一杯】
「鶏紀」は開店してまだ一年だということだが、すでに地元の方と思われるお客さんで賑わっていた。Tさんの料理の繊細な味付けの素晴らしさは誰もが認めるところである。その料理が食べられるのだから、人が集まらないはずはない。今後、横浜屈指の繁盛店となることであろう。
【お店データ】
■店名:鶏紀 −TORIKI−
■住所:神奈川県横浜市金沢区能見台通4-13 セントラルビル B4F
■アクセス:京浜急行「能見台駅」から徒歩1分
■営業時間:[月~土]17:00~24:00(変動あり)
■定休日:日曜日、祝日
■ホームページ → こちら
■食べログ → こちら