【中目黒】「もつ焼きばん」レモンサワー発祥の店はもつ焼きがもの凄く美味かった!
電車で移動中、ちょうど良い時間(どんな時間だ?)に中目黒を通ったので途中下車をして「もつ焼きばん」に行ってみた。この店は「レモンサワーの発祥の店」だ。レモンサワー愛飲家としては、是非とも行きたい店だったのでワクワクしながら店に向かった。
メニューを見ると、確かに「サワー発祥の店」とある。ん?レモンサワーではなくてサワー?説明を読むと…もともと飲まれていた「焼酎+炭酸=酎炭(チュウタン)」にレモンを加えたものを「サワー」と名付けて売り出したらしい。(なるほどなるほど…)
「もつ焼き…」の店名が示す通り、”本当に”もつ焼きの店だ。かなりの種類のもつ焼きが食べられる…が、うれしい反面、これだけ種類が多いとどれを食べたら良いのか迷ってしまう。と言うことで、「もつ焼き盛り合わせ5本」をタレで注文してみた。
ドリンクは”もちろん”「レモンサワー」を注文。すぐに、焼酎と氷入りのジョッキと炭酸とレモンのセットが出て来た。氷入りのジョッキに注がれた焼酎に、レモン汁(1/2個分)と炭酸(半分)を入れて飲む。1杯目を飲み終えたら中身を注文して、2杯飲むのが「もつ焼きばん」のスタイルだ。まあ、昔は「レモンサワーの素」なんてものはなかったわけだから、「レモンサワー」で飲むならば必然的にこうなるな…と思いながら飲んだ。
しばらくすると「もつ焼き盛り合わせ」が出てきた。なかなか大振りなもつ焼きで、見るからに美味そうだ。何も説明なく置かれたので食べながらどの部位なのか想像しながら食べた。
せんベロが出した結論は「ガツ・シロ・ハラミ・カシラ・レバー」の5本。帰宅してから写真を整理していたらちゃんとメニューに書かれていたので答え合わせ。正解は…「ガツ・シロ・のど・チャンポン・レバー」の5本。「カシラ」だと思った「チャンポン」は、頭の頬肉と脂身を交互に刺したものだが、豚肉の旨みと脂の甘みが口の中に広がって、もの凄く美味かった。そこに甘めのタレがより一層食欲をかき立てる。これは、今まで食べたもつ焼きの中ではかなりレベルの高さと満足度だ。
1杯目を飲み終えたので「中身」を注文。お冷や用のコップで出てくるラフさが面白い!
ネット情報を見ていた時、確か「とんび豆腐」がこの店の名物だったのを思い出して「激辛とんび豆腐」を注文してみた。もつ煮込みのようにすぐに出てくるのかなと思ったら、かなり時間が掛かって出てきた。熱々だ。
「激辛」とあるが、それほど辛くはない。(と個人的には思う。)「激辛」と言うよりは「ピリ辛」または「辛め」といった感じでちょうど良い。器の中からは、よく煮込まれた豚の尻尾が出てきた。スープをたっぷり吸ったトロトロの尻尾は、酒を飲むのを忘れてしまうほど、食べるのに夢中になってしまう美味さだ。ほっ…とさせてくれる豆腐の存在も素晴らしい。さすがに老舗の看板メニューだけある。最高!
最後は「クエン酸サワー」を飲んだ。かなり甘めだ。あまりの飲みやすさに、ぐいぐいとジュースのように飲み干してしまった。もしかしたら「クエン酸サワー」が好きになったかもしれない…。
【〆の一杯】
「レモンサワー発祥の店」で念願のレモンサワーを飲むことが出来たのは、この上ない幸せだったが、それよりも(失礼!)もつ焼きの美味さにびっくり!した。ボリュームがあって美味くて安いは、もつ焼き屋の理想だ。これは良い店を発見した。すべての部位を食べるためには、まだ何度も通う必要がありそうだ。それに名物の「レバカツ」も食べ忘れた。これからは、少々遠回りでも中目黒を経由して帰宅しようと思う。
【せんベロセレクト】
レモンサワー | 484円 |
中身 | 242円 |
もつ焼き盛り合わせ5本 | 660円 |
合計 | 1386円 |
【お店データ】
■店名:もつ焼きばん 中目黒本店
■住所:東京都目黒区上目黒2-14-3
■アクセス:東急東横線「中目黒駅」東口から徒歩1分
■営業時間:11:30 – 04:00
■定休日:正月
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