鶯谷にある博物館に行く用事があったので、その帰りに「鳥椿 鶯谷朝顔通り店」へ行ってみた。「孤独のグルメ」で、この「鳥椿」が出ているのを発見して以来、無性に行きたくて、自然に足がそちらに向いてしまった。ドラマの中で五郎さんが食べていたのは「鳥鍋めし」「おろしポン酢」「アボガド鶏メンチ」「名物ハムカツ」「油淋肝」の5品。これらをすべて注文するのは「いかにも…」という感じなので、今回はこの中から何品か注文してみた。

まずは「レモンサワー」を注文。ドラマの中ではメガサイズのドリンクがあったが、メニューのどこを見ても見当たらない。（残念…）少しがっかりしたが、サワーの甘みが欲していた味にドンピシャリだったので、あっという間にお代わりとなった。美味い！

「鳥椿」の名物は何と言ってもこの「チューリップ唐揚げ」だ。出来たて熱々の唐揚げにレモンをキューっと絞って食べる。弾力ある肉を骨から引き剥がしながら食べるのは、ワイルド＆抜群に美味い！

パリパリに揚げられた鳥皮は、酒のおつまみに最高だ。やや塩味が強いが、それを「レモンサワー」が流してくれる。「これ合いますよ！」と「ふりかけ」を持ってきてくれたが、試し忘れてしまった。

五郎さんも食べていた「油淋肝」。唐揚げにされた肝にネギソースが掛かっている。肝の唐揚げのコッテリ感とネギソースのさっぱり感が良く合う。これは、ご飯のおかずでもお酒のおつまみでもいける。ん？これって、おつまみ界の二刀流ということか？

ドラマの中で五郎さんが厚さを測っていた「名物ハムカツ」。ドラマ同様「2.5センチ」はあると思われる。ハム自体が美味い上に、薄い衣が絶妙で、あっさりと食べることが出来る。これだけ厚いハムを揚げられるってすごいなと思う。これも「二刀流」だ。ご飯が欲しい。

【〆の一杯】

「鳥椿」には魅力的なメニューがたくさんあって、まだまだ食べたいのは一杯あったが、今日は、時間とお腹の容量が足りなかった。五郎さんが食べていた「鳥鍋めし」も食べたかったが、「煮込みライス」というのがとても気になった。ライスを煮込む…すき焼きの後にライスをぶち込む感じだろうか。安くて美味い魅力的なおつまみ、そして店員さんたちの気持ちの良い対応、すべてにおいて「コスパの高い」お店と言える。井之頭五郎恐るべし！

【お店データ】

■店名：鳥椿 鶯谷朝顔通り店

■住所：東京都台東区根岸1-1-15 渡辺ビル　１F

■アクセス：JR「鶯谷駅」南口より徒歩4分

■営業時間：10:00〜22:00

■定休日：月曜

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