せんべろ師匠である○もさんに、「四文屋  新宿思い出横丁店」に連れて行ってもらった。実は、何度か連れて行ってもらったことがあるが、思い出横丁には魅力的な店が林立しているので、毎回「今日はどの店に連れて行ってもらえるのかな…」とワクワクする。前を歩く○もさんの歩みが遅くなる度に、この店かな？この店かな？とドキドキしていると、今日は「四文屋」という店の前で止まった。

店外のテーブル席まで埋まっていて激混み状態。かなりの人気店と思われる。これは無理かと思ったが「２階へどうぞ〜♪」と言われて、無事に入ることが出来た。２階にも結構テーブル席があって、呑兵衛たちの熱気でムンムンしている。何と、３階まで席があるようだ。わざと掘っ建て小屋テイストに作られていると思うが、これだけたくさんの客が入って、床は大丈夫か少々心配だ。

いつものように、まずは安定の「レモンサワー」でスタート。

「四文屋」では、圧倒的な種類の焼きとんを、１本120円という激安で楽しむことが出来る。全制覇を目指したいところだが、何回も通わなければ無理だろう。

準備運動？にと注文した「キャベツとみそマヨ」。これで120円とは、リーズナブルにもほどがある。

まずは「カシラ」が到着。大振りでしかも美味い！噛みしめた時に、口の中に広がる脂に思わずうっとりする。これも１本120円。「四文屋」における120円の価値は絶大だ。

「ハラミ」には長ネギが挟まっている。この長ネギの香ばしい甘みが口の中をさっぱりさせ、良いアクセントとなっている。

気になったので「四文屋オリジナル  ハイボール」を注文してみた。ハイボールに梅シロップを入れたものらしい。梅の風味と甘みが足されて、ソフトドリンク的に飲むことが出来る。これは非常に危険だ。

焼きとん第２弾がドーン！と出てきた。この金属の皿が、良い意味でアバウトな雰囲気を醸し出していて良い。焼きとんは、これ位ラフに楽しみたい。それにしても、どの部位もボリュームがあって美味い！

今日の一番美味かった串は「カシラ脂」。焼きたて熱々の脂は、口の中で甘みがはじけて非常に美味い。この１本のためだけに新宿に来ても良いと思うほど、感動的な美味さだった。

【〆の一杯】

ネットで調べてみると、「四文屋」は結構な店舗数を展開しているチェーン店であるが、料理のボリュームや安さなどを見ると、そのチェーン展開のメリットを生かしている素晴らしい店だと思った。安くて美味い…理想的な焼きとん屋である。都会客のパワーと店員さんのテキパキ動くのを見て、「さすがに新宿だ」と圧倒されてしまった。（完全に田舎者だ…）調べてみると、川崎にも「四文屋」があるらしい、あの「カシラ脂」を求めて、近々行ってみようと思う。

【せんベロセレクト】

【お店データ】

■店名：四文屋 新宿思い出横丁店

■住所：東京都新宿区西新宿1-2-5

■アクセス：JR「新宿駅」西口より徒歩３分

■営業時間：12:00〜23:00

■定休日：無休

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