「和民」の進化形居酒屋「ミライザカ」に行ってみた。最近、老舗居酒屋がコンセプトを変えて進化的リニューアルを遂げているが、この「ミライザカ」もその中のひとつだ。「ミライザカ」は唐揚げを売りにして女性客をターゲットにしているらしいが、果たしてどんな感じなのか楽しみだ。

まずは「生搾りレモンサワー」からスタート。久々に、自分で搾る系のレモンサワーが出てきた。ちょっと面倒臭いと思ったが、これ以上のフレッシュなレモン汁はないわけだから、やっぱり美味い！

お通しはキャベツ。これを肉味噌に付けて食べる。肉味噌だけでもつまみになりそうだ。キャベツを水洗いしてバリっとむしり切っただけだが、実は、これがお通しに出てくると、結構うれしかったりする。

あっという間にレモンサワーを飲み干してしまったので、看板で目立っていた「ハイボール199円」を注文してみた。どんなハイボールが出てくるのか…と思ったが、ごくごく普通のハイボールだった。これで税込み218円はうれしい。生中も１杯328円（税込）と安いので、ドリンク代を安くあげたい場合は、ハイボールと生中で通すのが良いだろう。

ついつい肉系が多くなってしまうので、ちょっとさっぱり系も欲しいかな…と思い、注文してみた。トマトと茄子のピクルスといったところだ。これが、予想外の（失礼！）ヒットだった。酢の程よい酸味と野菜の瑞々しさが絶妙で美味い。

お通しの肉味噌と同じか？と思ったが、そうではなかった。こちらの肉味噌は肉の存在感が大きくて肉肉しい。後で調べたら「大豆ミート」を使用しているらしい。つまり、肉だと思われた肉が肉ではなくて、実は大豆づくしの非常にヘルシーな料理なのだ。

「ミライザカ」の名物は「骨付モモ一本  グローブ揚げ」という鶏モモの丸揚げであるが、とても大きくて食べられそうもないので、今回は様子見で、「鶏の唐揚げ」を注文してみた。揚げたて熱々の唐揚げは「もちろん」美味い！に決まっている。それに、カレー粉だけではなくて「マヨネーズ」までもが添えられているのがうれしい。ちょっと（かなり？）不健康な食べ方だが、唐揚げにマヨネーズを付けて食べると美味さが倍増する。（と個人的に思う。）

「鶏つくね  黄身添え」「鶏つくね  チーズかけ」「鶏つくね  おろしポン酢」の「鶏つくね３種盛」を注文してみた。ソース？の違いで一応、味の違いは楽しめるが、ひとつが結構大きいので、最後は飽きてしまう。（非常に贅沢な文句で申し訳ない！）個人的には、黄身添えのつくねが美味かった。

メニューを見ていて「プラチナ焼酎ハイボール」って何だ？と気なったので注文してみたら、「芋焼酎の炭酸割り」だった。最近は、芋焼酎の炭酸割りも飲まれるようになった。それにしても「プラチナ」とは、なかなか思わせぶりなネーミングだ。

【〆の一杯】

「和民」の進化形居酒屋である「ミライザカ」は、店内は明るく、横浜駅前という立地もあると思うが、客層はかなり若かった。ちょっと工夫した楽しい料理のメニューの種類も豊富で、昭和のコテコテ居酒屋とは違う、ファミレス気分で立ち寄れるカジュアルな居酒屋と言ったところだ。ただ、グループで飲むことが前提になっているので、もう少し少量で価格を抑えたメニューがあったら、せんべろおじさんとしてはうれしい。

【せんベロセレクト】

【お店データ】

■店名：旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ JR横浜西口駅前店

■住所：神奈川県横浜市西区北幸1-1-13 横浜駅前ビルディング 3F

■アクセス：JR「横浜駅」西口より徒歩２分

■定休日：無休

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