上大岡「成田屋酒店」ぬか漬けの程良い酸味を感じながら超昭和な雰囲気の中での〜んびりと飲む!

今日は、上大岡にある「成田屋酒店」の角打ちに行ってみた。目立った看板もなく、なかなか入りづらい雰囲気で、どこに角打ちの入り口があるのか初めは分からなかったが、よく見ると、店の端の方に人影が…。思いきって入ってみると、そこが角打ちエリアだった。超昭和の雰囲気がプンプンしていて、これは色々な意味でレベルが高そうだ。

角打ちエリアに入ると、かなり年配の先輩方がずら〜っと並んでお酒を楽しんでいた。一瞬、満席か?と思ったが、よく見ると奥の方に空間が見えたのでそこで飲むこととした。この角打ちは、これまた年配のご婦人のワンオペ。すぐに飲みたくても焦ることなく、「何を飲みますか?」と声を掛けてもらうまで、じっくりと待つのが正解だ。それにしても非常に平均年齢の高い店内だ。

【瓶ビール 大 420円(税込)】

いつもの様に、レモンサワーを注文しようと思ったが、飲んでいる人のグラスには氷が入っていない。もしかしたら「氷なし」の可能性があるので、ここは確実に冷えているであろう「瓶ビール」を注文した。常連さんと思われる隣の紳士に、「氷ってどうのように注文するんですか?」と聞いたら、「氷はないよ。年だからね。あれこれあると大変だから。」と教えてくれた。ビールで正解だった。

【なす 80円(税込)】

おつまみは、おかしや缶詰なんかも注文出来るみたいだが、店内を観察すると「なすの漬物」率が非常に高い。そこでせんベロも「なす」を注文した。80円という超格安なので、少しだけかと思っていたら、壺の中のぬかに漬けられたなすを1個取り出して、そのまま切って出してくれた。隣の常連さん曰く「まだ漬かり方が浅い!」とのことだが、せんベロには丁度良く、とても美味しい「なす」だった。これだったら、ビールでも清酒でも焼酎でもウイスキーでも何でも合いそうだ。


【〆の一杯】

初めお店に入る時は、何となく独特の空気感を感じてビビってしまったが、入ってしまえば良い意味での放置状態で快適な空間だった。皆それぞれのスタイルで、ゆったりとした時間の中でお酒を楽しんでいる。それにしても、あの「なす」のぬか漬けは絶品だった。出来ることならば、炊きたて白米と食べたてみたかった。きっとあの程良い酸味が、夏の食欲不振も吹き飛ばしてくれるだろう…と思ったが、せんベロに「食欲不振」と言う文字はないのだ。(残念ながら…)


【せんベロセレクト】

瓶ビール 大420円
なす80円
合計500円

【お店データ】

■店名:成田屋酒店

■住所:神奈川県横浜市港南区上大岡西1-13-28

■アクセス:京急「上大岡駅」より徒歩3分

■営業時間:[月~金]11:00~15:00 16:30~20:30

      [土]  11:00~15:00 16:30~20:00

■定休日:日曜日

■ホームページ → こちら

■食べログ   → こちら


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です